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野​菜​を​さ​わ​る

by Momoko Motion and quilts

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about

センセーショナルな伝説のタイのバンドFUTONのメンバーだった自身が帰国後、初制作したソロアルバム「レモンは灰色」より第一弾の「High」に引き続き、第二弾シングル「野菜をさわる」を発表。

モモコモーションが横浜日ノ出町試聴室で2018〜2020年まで開催していたライブトークイベント「おしえてモーション!」で、自身がききてとなりゲストから教えてもらう「もやもや」エピソードをインスピレーションに制作した曲。

日本語でつくるポップスにこだわり、実際に人が体験した話を元に似顔絵を描く要領で「普遍的日本的エモさ」を閉じ込める実験として行った。

アレンジは今回の共同プロデュースを行った小山和朗による。演奏はモモコモーションのピアノの他、小山和朗(Gt/Key)、大島輝之(Ba)、露木達也(Dr)による本アルバム録音のためだけに集まったバンドQuiltsによる。普段は実験的な音楽を追求しているバンドメンバーによるエクスペリメンタルな嗜好性をあわせ持った現代的でポップな仕上がり。

‘’Feeling Vegetables’’ is made from a story that Momoko heard it from a girl who was a guest in Momoko’s talk and live music show held in a venue called Shichoshitsu in Hinode-cho, Yokohama, Japan.


The reason why Momoko had this show was to be inspired by gloomy or annoyed stories in daily life from real people and to create songs out of it. ‘’Feeling Vegetables’’ is one of her songs that she made as an experiment and this one is intended to make into an is very-likely-emotional sense of J-POP.

Arrangement of this single is made by Momoko Motion and Kazuo Koyama who co-produce the album together. Music played by the band Quilts;Guitar: Kazuo Koyama, Bass:Teruyuki Oshima, Drum: Tatsuya Tsuyuki which gathered only for the recording of this album. These members are usually working on experimental type of music, so that this song capsuled avant-garde sound yet still pop that meets modern-day.

lyrics

夕暮れのテーブルが
見つめてるふたりの小さな部屋
はだかのまま4時になったら
迎えに行くよ
すいかのスカートで
今日も駅前で
飲み明かそうよ

帰りには「神さまのスーパマーケット」に
寄っていこう
あなたごと抱えて帰ろう
もう帰ろう

いつかふつうの暮らしが待ってるって
いつかふつうの大人になってるって

だけど今は
洗いたての髪
汚したての身体を剥いて
種が割れる
水を浴びる
野菜をさわるのと
同じ温度で良いので


白い皿が白すぎるから
料理でもつくろうかと買った野菜を
また腐らせてしまった
まだ足りないのに
がらくたばかりで
おかあさんは
恥ずかしいというけど

いつかしずかに歌を待ってるって
いつか宇宙のきもち育ってるって

抱き合ってる
ぼくら柔らかすぎて
掴んでられないさ

スープみたいな茹でたての
きみのこと野菜をさわるのと
同じ温度でいいので

ららららら・・・

credits

released October 29, 2021
作詞・作曲: モモコモーション
ボーカル/コーラス/ピアノ: モモコモーション
ギター/キーボード: 小山和朗
ベース:大島輝之
ドラム: 露木達也

プロデュース:モモコモーション、小山和朗
ミックス:小山制作室
マスタリング: 大島輝之

Written by Momoko Motion
Vocal/Piano: Momoko Motion
Guitar/Keyboard: Kazuaki Koyama
Bass:Teruyuki Oshima
Drum:Tatsuya Tsuyuki

Produced by:Momoko Motion, Kazuaki Koyama
Mixed by:Koyama Seisakushitsu
Mastering by: Teruyuki Oshima

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about

Momoko Motion Tokyo, Japan

シンガーソングライター・トラックメイカー。日本生まれ。アメリカ留学ののち、卒業旅行のつもりで渡タイ。滞在中にイギリス人、タイ人、日本人混合のエレクトロ・ロックバンドFUTONのオリジナルメンバーとしてデビュー。バンド離脱後は、モモコモーションとして タイで初のソロアルバム「Punk in a Coma」を発表。2009年帰国後、東京で翻訳などの仕事をしながらミュージシャン活動を継続する。ダンサーNOEMIとのエレクトロ・ユニット「Re:Served」を結成し、2016年にアルバム「Chypre」を発表。2017年にはモモコモーションが日本で制作した初のシングル「フェイクフード/すっぱい葡萄」をリリース。 コロナパンデミック下では、ドイツのインディーズレーベルUnTonが制作したヨーロッパやアメリカのミュージシャンによる実験的なコンピレーションアルバムに参加。最近の趣味は俳句。 ... more

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